デジタル一眼レフカメラの最短撮影距離とは
デジタル一眼レフに限らずカメラには「最短撮影距離」というものがあります。
簡単に言いますと、撮影する際にピントが合う被写体に最も近い距離の事を指します。
これより被写体に近づくとカメラはピントを合わせる事ができません。
一眼レフカメラでは最短撮影距離は被写体から撮像面までの距離を言います。
ここで疑問がまた一つ!
撮像面って一体何?と思ったかたも多いはずです。
撮像面とは、撮像素子の全面の事を指します。
なるほどと思ったはずですが、カメラの外から撮像素子の位置なんて分からないと思った方もいると思いますが
実はカメラの外に撮像素子の位置である撮像面の位置はマークが入っているんです。
右写真の赤丸の中にあるマークが撮像面の位置を示しています。
このマークから被写体までの距離を測れば最短撮影距離がわかります。
最短撮影距離とワーキングディスタンスの違い
よく間違って覚えている方もいますが、最短撮影距離を測る際に、レンズの先端部から被写体までの距離と勘違いしている方もいます。
レンズの先端部から被写体までの距離の事は「ワーキングディスタンス」といいます。
最短撮影距離とワーキングディスタンスの違いを分かりやすく下図にまとめています。